レポート

2026年上半期スポーツイベントブランドパフォーマンス分析

  • #データ

株式会社双葉通信社(以下双葉通信社/ 本社:東京都中央区、代表取締役:小西聡)は、マーケティングプラットフォームを提供するLAUNHMETRICS(ローンチメトリックス)が発表した「2026年上半期スポーツイベント分析」の日本語版、韓国語版、中国版を公開しました。2026年上半期に開催された主要スポーツイベントにおいて、ブランドがどのようにオーディエンスの関心を獲得し、メディア価値を創出したのか。Media Impact Value®(MIV®)の分析を通じて、成果を上げたブランドの戦略や成功要因を明らかにしています。

 スポーツ・ファッション・エンターテインメントの融合を読み解く包括レポート

スポーツイベントは、今や競技そのものだけでなく、ファッションやエンターテインメントを巻き込んだ巨大なマーケティングプラットフォームへと進化しています。2026年上半期には、スポーツウェアおよびファッション・ライフスタイル・ビューティ(FLB)関連市場において、わずか3か月未満で総額82億ドル、掲載数110万件以上のMIV®が創出されました。

LAUNCHMETRICSの最新レポートでは、グローバルブランドが、競争が激化するスポーツマーケティング環境の中で、どのようなボイス(発信元)、チャネル、コンテンツ戦略を活用して成果を上げているのかをデータドリブンな視点で分析。FIFAワールドカップのビルドアップ期間、およびF1モナコグランプリ、NBAファイナル、全仏オープン(ローラン・ギャロス)を対象に、メディア、アスリート、セレブリティ、インフルエンサーなど各ボイスの影響力や、イベント前後を通じた話題形成のプロセス、さらにブランド価値を押し上げた成功事例を検証しています。

レポートから見えた最新マーケティングトレンド

メディアボイスの圧倒的シェア

開催期間における総MIV®の76%を、ニュースメディアや業界専門メディアなどによる報道・記事掲載が占めました。第三者による情報発信がブランド価値の拡大を牽引しました。

開幕「60日前」からの関心集中

ワールドカップでは、ビルドアップ期間である開幕2ヶ月前(4月)からMIV®が大きく伸長し、10億ドル近くに到達。大会前から消費者の関心が高まる中、早期からの戦略的なコミュニケーションや話題形成の重要性が浮き彫りとなりました。

地域別パフォーマンス

ワールドカップでは欧州(15億ドル)や北米(14億ドル)がMIV®創出を牽引。またNikeの協業事例にみられるように、各地域のカルチャーやクリエイターとの共創によるローカライズ戦略が、グローバルキャンペーンの成功につながりました。

レポートハイライト

【主要ケーススタディ】

FIFAワールドカップ:Nikeがストーリーテリング戦略で高い成果

Nikeは7か国の代表チームと地元クリエイターを起用した「X2コレクション」により1,460万ドルのMIV®を創出。また、ブランドフィルム「Rip the Script」は4,610万ドルのMIV®を獲得し、関連施策全体では6,070万ドルのMIV®を記録しました。スポーツとカルチャーを融合させたストーリーテリングが高い成果につながっています。

F1モナコグランプリ:Gucciがセレブリティボイスを最大化

F1モナコグランプリでは、Kim KardashianがGucciを着用してパドックに登場したことで、わずか1週間で480万ドルのMIV®を創出しました。本人による直接的な発信だけでなく、メディアによる報道やSNS上の反響がさらにインパクトを拡大させています。

NBAファイナル:ファンダムとファッションの融合

NBAファイナルでは、Taylor Swiftが着用したChrome HeartsのカスタムTシャツが大きな話題を集め、2,870万ドルのMIV®を創出しました。試合外で生まれたカルチャーコンテンツがスポーツイベントの価値を広げる象徴的な事例となっています。

全仏オープン(ローラン・ギャロス):Lacosteがブランド体験を強化

Lacosteはポップアップスペース「ル・クラブ・ラコステ」や、ノバク・ジョコビッチとの限定企画を展開し、1週間で1,350万ドルのMIV®を記録。ブランド体験を通じてイベントとの結び付きを強化しました。

Voice Echoが可視化する「波及効果」

アンバサダーやセレブリティ施策のROIを評価する新たな視点として「Voice Echo(ボイスエコー)」を紹介。Voice Echoは、本人による投稿の影響だけではなく、その後に発生するメディア報道やコミュニティ内での拡散を含めた波及効果を測定するフレームワークです。例えば、GucciのF1モナコGP施策では、Kim Kardashian本人の投稿が190万ドルのMIV®を創出した一方、その後のニュース報道やSNSでの拡散によるIndirect Echo(間接的波及効果)が290万ドルのMIV®を生み出しました。この結果は、ブランド価値の創出において、著名人による直接的な発信だけでなく、その後のメディア露出やコミュニティ内での会話・共感をいかに生み出せるかが重要であることを示しています。

完全版レポート(日本語版)はこちらダウンロードできます。


担当者メッセージ

株式会社双葉通信社
LAUNCHMETRICS事業部 次長 芝崎 宗太

スポーツマーケティングは、スター選手やスポンサー露出だけでなく、その周辺で生まれる話題やカルチャーまで含めて価値を生む時代へと進化しています。例えば、Taylor SwiftのNBA観戦時の着用アイテムや、Kim KardashianのF1会場でのスタイリングが、競技そのものに匹敵するインパクトを創出しています。また、直接的・間接的波及効果を分析する「Voice Echo(波及効果)」への注目も高まっています。有名人の投稿がニュースやSNSを通じて拡散され、二次・三次的な話題を生むことで、元の発信を上回る価値を生み出すケースも少なくありません。スポーツイベントを見る際は、競技だけでなく、その周囲で生まれる話題や熱量にも目を向けることで、現代のスポーツビジネスの新たな側面が見えてきます。

【本レポートに関するお問い合わせ先】
株式会社 双葉通信社 (担当) 芝崎・田邊
Mail: sales@launchmetrics.jp   TE: 03-3281-0051

    • LAUNCHMETRICSについて

      https://launchmetrics.jp/

      LAUNCHMETRICS(ローンチメトリックス)は、1,700社以上の企業に対して、戦略を実行に結びつけるために必要なソフトウェア、データ、洞察を提供する業界初のAI搭載ブランドパフォーマンスクラウドです。10年間以上に渡って培われた専門性により、キャンペーンのローンチ、リーチの拡大、ROIの測定、ブランドパフォーマンスのベンチマークなどを支援します。
      我々のAIドリブンで独自のMedia Impact Value®*アルゴリズムは、グローバル化した現代における計測手法として、影響力の測定を実現し、収益性、説明責任、効率性に焦点を当てながら、的確性が求められる迅速な意思決定を可能にします。サンプル管理、イベント運営、PRモニタリング、ブランドパフォーマンスおよびボイス分析のツールにより、LAUNCHMETRICSのブランドパフォーマンスクラウドは、ブランドが成功するマーケティング戦略を一元的に構築することを可能にします。

      ニューヨークで設立され、パリに本社機能を持つLAUNCHMETRICSは、全世界12拠点に450人以上の従業員を擁し、5つの言語でサポートを提供しています。ティファニー、Vogue、KCD、資生堂、ザ・ノース・フェイス、リーバイスなどのブランドや、IMG、アメリカ・ファッションデザイナー協議会、イタリア・ファッション協会、フランス・オートクチュール&モード連盟などのパートナーから信頼されているプロバイダーです。

      *Media Impact Value®は、LAUNCHMETRICSの米国およびEUにおける登録商標です。

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    • 株式会社双葉通信社について

      https://www.futaba-ad.co.jp/

      948年創業の広告会社。特にファッション、ラグジュアリー等の広告マーケティングに深い知見と経験を持つ。長年、雑誌広告に強みを持っているが、近年はデジタル施策も積極的に遂行。2016年よりLAUNCHMETRICSと日本国内における独占販売代理契約を締結しマーケティング・PR業務を包括的に支援する「ブランドパフォーマンスクラウド」を販売・サポート。

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